パパのつぶやき

私は、ある男たちの後ろ姿がずっと気になっていました。と書くと、ふつうは先輩方の話になるのですが、当時1 歳10 カ月の息子と2 歳0 か月のお友達の背中です。
彼らは、歩きはじめたころから、プレーパーク※やお外育児の会で毎日のように外で遊んでいて、背中やお尻、ふくらはぎの筋肉がすごく発達しています。いつも裸足で駆け回っている足の裏をみると、 筋肉がもりもりとしていて、土ふまずがしっかりくぼんでいます。ほんと見ていて、ホレボレします。
最近の小学生がうまく走れないと聞きますが、2 歳の彼らはぐんぐんと走ります。少しぐらいの段差なら軽々とよじ登り、高低差があっても自分でバランスをとって歩いているので危なげない。歩くまではひ弱にみえていた息子が嘘のようです。幼児というかまるで少年のようです。
子どもは外で遊び込めば自然と体ができていきます。お外での育児やってみませんか。子どもは外で遊ぼう！

※プレーリーダーのいる遊び場の総称
（クロベ）

息子がはいはいを過ぎて自分で歩くようになってから、父ちゃんは子育てをすごく遊んでいます。息子と一緒にいるときは、いつも息子の後ろをついていきます。息子が歩けば、私も後ろを歩きます。息子が座れば私も傍らに座ります。息子が何かに興味をもった時は、「なに？なに？」と覗き込みます。
じっとしていても、息子の視線の先を追いかけるだけで、こんな楽しいことはありません。息子の目が急にキラっとした時に、「今度はなんだ？」と私もドキドキしています。息子と一緒にいられる時間を持てることに感謝しています。
私は、息子には「どんな道でもいいから、自分が進む道を自分で決めて歩んでほしいなあ」と考えています。私が意識しているのは、息子が自分で考えて心や体を動かしている時間を細切れにしないことです。意欲の塊のような息子をみて、この子なら自分で自分の道を歩んでいけると信じています。まさに、親バカ万歳！です。
（くろべ）