2014年9月 のアーカイブ

「イクメン」から「アロマザ」へ

2014年9月22日 月曜日

男の子育ては今や常識?
いやまだまだ女性が担っているのが現実…。
しかし子育てに男も女もないことを人類の歴史と文化が示しています。

人間の妊娠、出産、育児はほかの種に比べて大変負荷が大きく、
進化の過程で不利だったといわれています。
にもかかわらず生き延びたのは弱点を「共生」という知恵で乗り切ったからです。

妊娠期間が長く出産後も新生児を抱えて他の強い動物に捕食されないで生き延びるには、
父や母だけで子を育てるわけにはいかなかったのです。
群れを作り、コミュニティを作り、社会を作ることであらゆる難問を解決してきたといえます。
しかもそれは文化という形で次の世代に伝え、蓄積し進化してきました。

子育てもその一つです。
子育てを女だけ、男だけ、親だけでやることは危険なのです。
こうした母以外の夫、血縁をこえた他者が子育てにかかわることを「allo mothering」(アロマザリング)と言います。
これが本来、人類の子育て形態なのです。

ところが今の子育ては「孤育て」といわれるほど親の孤立が深刻です。
「子育ての危機は人類の危機」です。
孤立した子育ては個人の問題を超えた人類の種としての問題です。

シングルマザーもシングルファザーも
女親も男親も他者の力を借りる人間の知恵を忘れないでケサインね!

鈴木 俊博:子ども虐待防止ネットワーク・みやぎ事務局長、ソーシャルワーカー、
特定非営利活動法人せんだいファミリーサポート・ネットワーク理事。2児の父

『子育ては未来からのプレゼント』

2014年9月22日 月曜日

父親になって早7 年。
子どもが生まれる前は、こんなに人生が一変するとは思ってもみませんでした。
子どもが生まれる前の私は、子どもと過ごす時間よりも、
自分の時間を大切にしたい!と思うタイプでした。
ところが、いざ、わが子が生まれ抱っこした瞬間から、
子どもと過ごす時間が、これからの人生で一番楽しいことになるだろう!
と確信しました。

子どもが大きくなるにつれて、親の真似っこをよくするようになりました。
私が鼻歌を歌いながら、食器を洗えば、
「お父さんだけズルい!ぼくもやりたい!」
子どもは真似っこの天才☆
親が楽しそうにやることは、子どもの目には楽しそうに映ります。

親が楽しそうに人生を過ごせば、子どもも明るい未来を描きやすくなるでしょう。
そして、子どもが大人になったとき、
私の真似っこをしてくることを想像してみると、嬉しくなっちゃいます。

子育ては、未来からのプレゼント。
日々、ワクワクを子どもからもらって、楽しく過ごさせてもらってます。

四釜 喜愛(しかま よしなる):せんだい保育室B型 食と森の保育園しかま 副園長、
子育伊達塾 楽頭、NPO法人せんだいファミリーサポート・ネットワーク理事を務める。
38 歳。妻・子ども(長男7 歳、次男2 歳)

『パパのハッピー子育てライフ♪』

2014年9月22日 月曜日

週末になると「パパ~、今日はどこに行く?」と子どもたち。
子どもたちは、おでかけして遊ぶことを楽しみにしているようです。
ちなみに、私の趣味の一つが、ドライブ。
なので、私は運転を楽しんで、
子どもたちは行き先での活動を楽しんで、双方が楽しい!

もちろん、おでかけしなくちゃいけないわけではないですよ。
(これはあくまで、私の趣味なので)
子育てって「何かをしてあげなくちゃ」と思うと、段々と疲れてしまう。
でも、自分が楽しいと思うこと、
やりたいことをどう家族と共有出来るか考えて実行すると、
子育てが楽しくなりますよ。

そして、家族の笑顔が子どもたちの笑顔!
ママへの気遣いも大切ですよ(笑)
忙しくって、子どもとなかなか関われていない時は
ママや家族が家庭を支えてくれています。
そんなママへの「いつもありがとう」の感謝の一言も
パパの子育ての一つの形かもしれませんね。

家族仲良く、みんな笑顔!子育てを楽しんでいきましょう♪

齋藤 勇介:児童厚生員。那智ヶ丘児童センター館長、NPO 法人子育て応援団ひよこ理事長、
NPO 法人せんだいファミリーサポート・ネットワークの理事を務める。
プライベートでは5人の子どものパパ。